島の仕事レポート

一般社団法人沖永良部島ケイビング連盟 新納 佳恵さん

2017/08/04

一般社団法人沖永良部島ケイビング連盟 新納 佳恵(にいろ よしえ)さん

珊瑚礁でできている沖永良部島には、大小300を超える洞窟があり「洞窟の聖地」と言われています。
今回、洞窟探検のガイドをされている沖永良部島ケイビングガイド連盟の新納佳恵さんからお話を伺いました。
ハンサムウーマンという言葉がピッタリの佳恵さんでした。

新納 佳恵(にいろ よしえ)さん

【 新納 佳恵(にいろ よしえ)さん】

ケイビングガイドになったきっかけ

平成22年に隣町の知名町で、島の洞窟を活かしたガイド育成を目的に、「ケイビングガイド人材育成研修」があり、
主人がその研修に参加していて、とても楽しそうだったんですね。
そんな主人を見て、自分もやってみたいと思ったのです。
運動バカといわれるほど、スポーツが大好きで体力を持て余していたところだったので、もちろん、次クールを受講しました。

新納佳恵さん

講師の社団法人日本ケイビング連盟の吉田勝次氏から、洞窟の楽しさと危険な話を初め、写真の撮り方、接客の心得などの座学と、実際に洞窟に入ってケイビングの技術やレスキュー訓練などの安全面の指導を受けました。

いよいよガイド業

翌年の平成24年からガイドを始めました。
1年目はお客さんが少なく、現場での研修の日々でした。それはそれで部活動みたいで楽しか ったです。

コースは、初心者向けの「リムストーンケイブコース」のみでした。
その後平成26年に、ダイナミックな自然の造形美を体験でき、探検感を味わいたい方向けの「大蛇洞コース」、ワンランク上を目指す方向けの「水連洞コース」、上級者向けの沖永良部島最高峰の洞窟「銀水洞コース」の3つが作られました。

装備:ウエットスーツ
装備:つなぎ

ウェットスーツの上につなぎを着てひざ当てをして、ヘルメットにヘッドランプの装備で、い ざ洞窟の中へ。

洞窟
洞窟
手つかずの自然のままの洞窟の中はドキドキワクワクの連続で、まさに探検そのもので楽しいです。
それ以上に、自然が創り出した風景は言葉では言い表せないくらいの美しさです。
この楽しさ、美しさを、多くの方に知ってもらいたいと思いました。

徐々にお客さんも増えてきて

入洞者が徐々に増えてきて、平成25年は前年の約3倍の入洞者でした。

明らかにこれまでとは違うと感じたのは、沖永良部島の洞窟が、ワンダートリップの日本の絶 景・秘境100選に選ばれてからですね。テレビなどのメディアでも紹介され、絶景を目指して全国からお客さんが訪れるようになりました。

ライティングされた洞窟

昨年は24年の約30倍の入洞者となりました。8月はほぼ毎日、洞窟に入っていました。

リピーターも増えてきましたね。口コミでお客さんがいらっしゃるのが嬉しいです。
他地域で洞窟を体験した方が、ガイドの方に薦められていらっしゃるケースもあり、ケイビンガイド冥利に尽きます。

新納佳恵さん

何よりも、洞窟に魅せられた人が目に見えて増えてきたことが嬉しくてたまりません。

お客さんに感動してもらうために

スキルアップは常に意識しています。

レスキュー訓練などの危機管理に関するスキルはもちろんですが、ライティングや写真撮影の勉強会もやっています。
例えば、洞窟の中は日によって水量が変わるので、ライトを置く位置や角度を把握し、いかに短時間で効果的なライティングをするか実地で行います。


昨秋は、岐阜県であったスキルアップ研修会に参加しました。他の地域のケイビングガイドの 方と洞窟で大変な思いをすると連帯感が生まれ、仲間って感じになります。その仲間が沖永良部島にも来てくれました。

ライティング準備

体力づくりも意識しています。
トレーニング用に自宅にボルダリングのウォールを設置しました。室内にあると思わず登ってしまいますね。

ボルダリング
ボルダリング
インナーマッスルを鍛えるために、ピラティスも始めました。
スキルアップと体力づくりは、お客さんの喜んだ顔みたさに、これからもやり続けていきます 。

仕事を通して成長したい

ケイビング連盟の仲間とは、事あるごとにミーティングをやって、ガイドの気づ きを共有します。

沖永良部島ケイビング連盟の仲間

【 沖永良部島ケイビング連盟の仲間 】

ガイドを始めた当初からの仲間なので、お互い成長したなと思います。
自分自身、ケイビングガイドという仕事を通して成長したいと思っています。

新納佳恵さん

先日、エコツアーガイド講習会に参加したのですが、もっと学びの機会を増やして行きたいと思っています。自分たちのスキル、学びが、島の子供たち、次の世代に繋がるようにがんばるぞ!と強く思いました。

一般社団法人沖永良部島ケイビングガイド連盟サイトリンク

お問合せ:0997-84-3335 080ー1756ー9087(直通)

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